さまざまな生活習慣病とその原因
6割を占める日本人の三大死因をご存知ですか? |
この三大死因はすべて生活習慣病といわれる疾患で、ここ数年間順位は変わっていません。
また、男女別で見ても4位の肺炎(総数で3.8%)までは順位は変わりません。ちなみに、男性はこのあと5位=不慮の事故、6位=自殺ですが、女性は5位に老衰が入っています。男性の老衰は10位以内にも入っていません。
血管系の病気は相互に関係している |
日本人の死因1位のがんは全死因の約3割を占めますが、心臓病と脳卒中を合わせた血管系の病気も3割弱を占めます。一般に、がんの恐ろしさばかりが騒がれがちですが、血管系の病気による死亡者数もがんに匹敵するのです。
これらの3大生活習慣病だけでも死因の約6割になりますが、さらにそのほかの生活習慣病も加えると、死因の約3分の2が生活習慣病ということになります。
血管系の病気は、死因としては心臓病と脳卒中に集中しますが、その前段階として動脈硬化があります。また動脈硬化を引き起こす要因として、高脂血症、高血圧、糖尿病があります。
高脂血症や糖尿病、動脈硬化などははっきりとした症状が出ないため「病気」とは認識されず、何の対策のないまま放置されることが多いので気をつけましょう。
成人の5人に1人が糖尿病およびその予備軍 |
厚生労働省が2007年12月2に公表した推計によると、糖尿病は、その予備軍も含めてついに2210万人に増加しました。その5年前の調査1620万人に比べて、36%も増えています。なんと成人の5人に1人が糖尿病およびその予備軍ということになります。
糖尿病はそれ自体が治りにくい病気であるばかりでなく、網膜症などの合併症や動脈硬化、がんなどのリスクを高めるなど、深刻な事態を招く恐れがあります。肥満はそうなる前の赤信号。あまく見てはいけません。